こんにちは、ミクです。
いきなりですが、植物を選ぶ時どういうところを見ていますか?
この植物を買おう!と思って園芸店などに行った時、植物の状態が良いかどうか、皆さんは必ずチェックされていると思います。
今回は、そこからちょっとステップアップした植物の見分け方についての話です。
先日、お客様から1通のメールがありました。
そのお客様はホームセンターで1本のブルーブッシュを見て、かわいそうと思い購入したけれども、どこをどうやって剪定したら良いかわからないということでした。送って頂いた画像を見ると、確かにどこから剪定したら良いか、慣れていないとわからなくて仕方ないと思いました。
画像で剪定場所を案内して、様子を見ていただくようアドバイスしました。両筑植物センターのブルーブッシュはこんな感じで作っていますが、
こういう仕立て自体かなり珍しいほうで、「これ本当にブルーブッシュ?」と言われます。
鉢のサイズのわりに上が大きいのは、「根おろし」という方法で短い時間で植物を大きくさせています。
簡単にどんな方法が説明しますと、、、、(下手くそな絵ですみません)
そうすると、鉢の穴から根を土の中へと伸ばします。そうすると、根を伸ばすスペースが広がり、植物はどんどん大きくなるのです。
ある程度の大きさになったら、鉢から伸びている根を切って出荷します。
そうすることで、時間を短縮してボリュームのある植物を販売することができます。
ただ、その反動で何が起きるのか、、、、。
いきなり根を切られたことによるショックで、植物が枯れてしまうことがあります。
もしくは、大きく育った上の部分と鉢があわず、風にあおられて倒れやすかったり、幹が折れることもあります。
そのまま何もなく育ったとしても、枝が伸びすぎて剪定しようにも手が付けられない、ということもありえます。
お店で植物を見る時、今回のブルーブッシュ以外でも、上が大きいのに下の鉢が小さいものを見たら、注意してください。
本当は、こういうことをお客さまが心配しなくていいのが一番なんですよね。
両筑植物センターでは根おろしをした植物を出荷することは全くないのですが、「根おろしした植物を買ったような気がする、、、」と気になる時は、LINE@もしくはメールでご連絡ください。
私たちのわかる範囲内で、疑問にお答えできればと思います!