植木鉢にこだわる。

ミクです。

両筑植物センターはルーツポーチを生産に使い、お客様にもオススメしています。

ルーツポーチ以外の鉢、オススメありますか?と聞かれたら、、、もちろんあります。

今販売している植木鉢は、伝市鉢と井澤製陶のいぶし鉢。

なぜこの2種類なのかというと、どちらも日本で作られているから。

両筑植物センターがなぜ植木鉢で日本製にこだわるのかと言うと、、、。

*植物の育ちを第一に考えて作られているので、両筑植物センターの植物を植えると育ちが良い。

*日本で作られたものなので、日本の気候に合うし耐久性があるようにつくられている。

*自分たちが実際に植えて植物を育てて、植物の調子が良かったのでオススメできる。

*日本製の鉢は海外製に比べると単価やデザイン製で押されているが、自分たちは日本製の鉢と植物の組み合わせを楽しんでもらいたい。

というのがあります。

植木鉢は素材がプラスチックもあればルーツポーチのような不職布のものもあり、単価も幅広いです。数百円から手が出ないような値段のものがあります。

私たちは生産ではプラスチックやルーツポーチを植物によって使い分けています。

陶器製の植木鉢は、どちらかというとハレの要素があると思います。

自分が好きな色味や質感と好きな植物との組み合わせは、陶器の鉢だとバラエティがあるので、飾る行為になるのでハレの要素が強いと思うのです。

陶器製の植木鉢となると、最近は海外製の安いものやデザイン製の高いものがありますが、私たちが色々使ってきたなかで気付いたのが、日本製のものは経年劣化しにくく気候の変化(寒くなったり暑くなったり)で割れにくいし、植物に対する通気性や排水性も海外製のものに比べると良かったです。

同じ植物を日本製と海外製で植えた時、日本製のほうが明らかに枝葉の伸びやよく、乾燥を好むタイプは蒸れにくかったのです。

それと、国産の植木鉢市場も植物の市場が狭くなっていけば同じように狭くなっていくと思います。同じ植物に関係する業種として、共存していけるように私たちが積極的に国産の植木鉢の良さを知ってもらえるよう、実際に植物を植えて広めていかなくてはと思います。

あと、これは感覚によるのかもしれませんが、両筑植物センターの植物は日本製の鉢に結構合うと思います。特にバンクシア やしだれ系のカリステモン を植えてみると、ちょっといままでにないテイストになります。

もちろん海外製のものにいいものはありますが(ルーツポーチはアメリカ発ですし)、その前に私たちは日本にある良いものを紹介して、実際に使ってもらって植物の調子が良くなったり、庭を飾る選択肢を一つ増やしてもらったりと、お客様の植物生活に少しでも楽しみをプラスできればと思います!

伝市鉢と井澤製陶の植木鉢は、今はプランツショップのみで販売していますが、近日中にオンラインショップでも販売するのでお楽しみに。

そして、これからも日本製の植木鉢を紹介していければと思います。将来的には、オリジナルも作りたいですね。