冬の北海道に行ってきました。

こんにちは、マネージャーのミクです。タイトル通り、北海道に行ってきました。遊びじゃないですよ!仕事です。

なぜ北海道に行ったのか。実は11月28日に開催された、寺坂農園さんの販売管理システムの見学勉強会に参加してきたのです!

寺坂農園さんは、富良野でメロンの生産販売で有名ですが、時期により野菜も販売されています。

最初に寺坂農園さんを知ったきっかけは、「直販 通販で稼ぐ!年商1億円農家」という本でした。

プランツショップをスタートして2年経ち、来年度はよりいろんなお客様に来てもらえるようにしたいと思うようになり。そして最近は、一般のお客様からの問い合わせも増えてきて、できる限り希望に応えたいと考えていると、マーケティングや顧客対応について色々勉強していかないと、と実感していました。

そこでAmazonで農業関係のビジネス書を探していた時、偶然目にした寺坂さんの本、年商1億円と書いてあるのを見て、「金額をタイトルにするなんて、なんか怪しいな、、、」と思ってました。オイシイことしか書いてないんじゃないかとか、こんなに楽して1億達成しましたみたいな(すごく失礼ですが、そう思ってました)。

疑問に思いつつもきになるので、本を注文して読み始めると、、、夢中で読みました。寺坂さんのマーケティング方法のみでなく、実際の失敗談もあり、どれも経験に基づいていて、ものすごく納得できるし、自分ができていないところも多々気づかされ、これは何度読んでもどんどん問題点や改善法をあぶり出してくれるんじゃないかと思いました。

そして、寺坂農園で使用している販売管理システムの見学勉強会、無料で開催すると知り、これは行くしかない!と即飛行機とホテルのパックを予約し、北海道に行くことにしました。

当日は私を含めて10名ほど。みなさん野菜農家さんです。遠方から来たのは私と、高知県で生姜とトマトの栽培をされているラッキー農園さんでした。

勉強会の時間は3時間ほど。受注の処理から入金、クレーム対応、頒布会の処理など寺坂農園さんで行なっている販売に沿った充実の内容でした。メモを読み返してみると、細かいところまでしっかり教えてもらったんだなと実感しました。

両筑植物センターのウェブショップは今月スタートしたばかりで、まだまだアクセスも少なく知名度も低いですが、ここで勉強した受注から発送までの流れや、クレーム対応など、今後のことを想定しつつ話を伺いました。

終わったあと、寺坂さんと少しお話ししました。今直面していること、自分たちがやれるんじゃないかと思っていることをお話ししたら、すぐにポンポンとアイデアが出てくる寺坂さん。そして本にサインを書いてもらいました。「迷ったら進め」ほんとうに、そうしないと何もスタートしないんだなと噛みしめました。

寺坂さん、今年はメロンに除草剤をかけられて損失も大きかったけれど、絶対に負けないと話してました。金銭的な損失が大きい上に、お客様に届けるのを楽しみにして育てたものが、一瞬にしてダメになるというのは、想像したくないくらい辛いことです。それでも前に進まれる寺坂さんは、本当にご自分の作られるメロンや野菜が好きで、お客様とその感動を分かち合うことを楽しんでいるんだろうなと思いました。

今回勉強会に参加して、来年春のプランツショップの方向性が見えてきたかなと思っています。これまで出会えなかったお客様と、植物を通してしっかりと繋がって行きたいと思っています。販売だけではなく、販売後のアフターフォローについても、しっかりとできる仕組み作りを頑張ろうと思います。

長々と書いてしまいました。最後まで読んで頂きありがとうございます!

自分が感じたこと、考えたことをバーっと書いてしまいました。まだ頭の中で消化されてなく、うまく言葉にできているかどうか不安ではありますが、それくらい自分にとって衝撃かつ充実した勉強会でした。今後の両筑植物センターでも、生かしていきたいと思います!

しかし、真冬の北海道は想像以上に寒かったです、、、。しっかりと寒さ対策をしていったつもりでしたが、見事に撃沈しました。

冬の北海道でみた植物については、次回書こうと思います!