剪定の時期

もう明日から三月に突入ですが二月は逃げる、三月は去るというように今月も毎日が早くそれとともに気温も上昇!

朝倉市は本日14度に上がりましたがハウスの中は20度超えでここ1週間の間に葉色にも変化があり新芽も伸び始めました。

新芽が伸び始めたということはもちろん剪定です!

伸びきっていたメラレウカ スノーインサマーをスタンダードの形に切りなおし鉢替えをしました。

冬場も外で管理をしていましたが霜に負けることなく元気に育っていました。鉢替え、剪定が終わった後は水をたっぷりと底から抜けるほどあげつつプラス肥料もやっています。

肥料はどのタイミングでやるといいですか?という質問をよくいただきますがオススメとしては鉢替えをするときにやるのが良いです。

鉢替えはしないという方は三月〜六月の間に月に一回で大丈夫ですが、それは植物の種類によりけりです。そして肥料の種類もです。

アカシア、グレヴィレア、バンクシアなどは基本肥料をやっていませんが元々、肥料化のない土地で育ったせいか肥料をやらなくても自分で栄養分を持つ性質をもっていますのであげなくても成長はするということです。

話を戻しまして今からハウスの中や外では剪定ハサミをフルに使用する頻度が増えますが剪定はしないといけないですか?と聞かれます。もちろん私としてはしていただいた方が良いですよといつもお答えします。

理由としてはすることによって幹が太くなりしっかりする、枝数が増える、高さを出したくない、根もたくさん出る、スカスカにならず樹形もよくなる、です。

ナチュラルがいいから剪定はしたくないと言われることもありますがそれも種類によりけりです。

しなくても良いものは成長が遅いとか枝数がそんなに増えないとか色々ですが基本、両筑の植物は剪定をまめにしています。

それは手に届いた時にある程度の剪定をしているのでそのぶんの手間暇が少ないこと。そして剪定をしていることによって丈夫なこと。

この植物ってこんな形なんだ!と言われることもありますが私としてはまずしっかりとした幹、枝ぶりは剪定をするうえでとても大事なことだと思っています。なので中途半端なものを出すことはあまり気が進みません。

作り上げたものがお客様のもとで元気に成長していけるようこれからも良いもの作りを心がけていきたいと思っております。