オーストラリア植物は、寒さにどれくらい耐えられるのか

ミクです。

徐々に寒くなってきましたね。そうなってくると、心配になってくるのが植物の耐寒性だと思います。

最近冬の時期にメラレウカやアカシアなどオーストラリア植物を外に出して置いていいの、冬の時期に植え替えや水やりはどうしたらいいのか、という質問を受けるので、今回は耐寒性と冬の間の作業についてです。

オーストラリア植物全般にもたれるイメージは、、、

寒さに弱そう

です。

お客様から「福岡は九州だし暖かいけど、うちだと冬はもたないですよね、、、」と言われます。

福岡は九州ですが、実は寒いです。皆さんの九州の暖かさのイメージって宮崎や鹿児島じゃないかと思います。

そして朝倉市は福岡県内でも一番寒いエリア。毎年圏内で一番の最低気温を記録してます。

2017年の1年間のお天気データを気象庁のウェブサイトから出してみました。2017年冬の気温統計を気象庁のサイトから持ってきてみました、赤で囲った部分をみてもらっても、普通に寒いのがわかると思います。本当に寒いんです。朝倉は。最低気温がマイナスになるのは普通ですし、霜がおります。雪もなんだかんだで積もることも。

この環境の中で、加温しないハウスもしくは屋外で植物を育てています。

冬に撮影した植物たちの姿をみてください。こちら。 冬場は暖冬と言われる時期でもうっすら積もることがありますし、10cmくらい積もったことも。この気候で植物の生産をしているので、耐寒性としてはわりとある方だと思います。ただ、マイナス10度を下回ったり、すると厳しいかなと思います。

自分の住んでるエリアでも大丈夫かな?と心配な方はぜひご相談ください。LINE@なら営業時間中はチェックしてますので、ぜひ@ryochikudpを追加してください!

さらに、冬場の作業で聞かれることが

植え替え

水やり

です。

まず植え替え。

植え替えは冬場OKです。寒い間は植物の動きが止まっています。なので、その間に植え替えをして春を迎えると、安定した環境と状態で新芽を伸ばすことができ、植物自身への負荷も少なくなります。

特に落葉樹は葉が落ちている冬の間が良いです。

そして水やり。

冬場はあまり乾かないから、あげなくてもいいかな、、、と思われがちですが、意外と冬場は乾くのです。

気温は高くないですが、湿度が低いので晴れて乾燥した日は土がしっかり乾くことがあります。

特にメラレウカで水を好むタイプ(レボリューションゴールド、レボリューショングリーン、スノーインサマー など)は、冬だし水やりしなくていいか、、、と水やりを忘れていたら、土がカラカラになって枯れていたという話も聞きます。

落葉樹であれば完全に冬眠状態なので水やりの心配はそれほどないですが、常緑樹は春や夏にくらべると芽が出たりはしませんが、葉が落ちないよう植物自体は活動しています。

なので、暖かい時期より水の乾きが遅くなっても、水やりは忘れないようにしましょう!

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