出荷されるまでの流れ

現場のセイラです。

ようやく辛い寒さが抜けてきましたが本日の朝倉市は最高気温13℃でした。暖かいというよりハウスの中は暑い!そして外でも暑いくらいでした。

そんな気候の中で本日の作業は出荷作業をしていたタカコさんとともにご紹介していきます。

両筑ではお客様から注文が決まりますとまずは植物の枯れ枝を切り、草取りなどをします。本日の出荷品はアカシア デクレンス。

剪定の時に切り残した枯れた部分の枝を綺麗に切っていきます。

切る作業が終われば続いて草取りです。

綺麗に取り除いていきます。

草取り作業が終われば次は汚れている鉢をタワシでこれまた綺麗に洗います。

ゴシゴシと

鉢をくるくる回しながら

土汚れが落ちました。

そして続いては、土がこぼれないように新聞紙を詰めて

ギュウギュウに詰めて

紐で固定していきます。

はい!完了!でもまだまだ終わりませんよ!

続いて枝を紐でしぼり広がった枝が輸送中折れないようコンパクトにしていきます。

植物の種類によっては折れやすいものもありますので力の加減を考えて丁寧に作業はします。

これで出荷作業は終了です。

本日は二本だけでしたが展示会や出荷が続くときは一人で10〜30本することもあります。ベテランになれば40本⁈することも多々あります。

なぜこのような出荷作業をするかというと、届いた時にお客さまが気持ちよく、気分良く植物を受け取っていただくことが私たちにとって大切なことだと思っています。土の上に草や苔がはえることや鉢が汚れていることは当たり前かもしれませんが、だからといって何もせずにそのまま出荷することを良いとは思っていません。

この作業は私が両筑に入社した13年前から行われている作業です。(もっと前からされていたようですが…)なぜにこのようなことをするようになったのか社長に聞いてみました。

理由としては「お店に並べられる時に綺麗になっていた方が良いから。」とのことです。例えば植物自体が綺麗でも鉢が汚れていたり草や苔がはえていればそれを選ぶお客様の立場になったとき汚いものをわざわざ選ぶ人はいないだろう。だったらお客さんが欲しいと思う商品をきちんと作ることと出荷する際には綺麗にすることが大切なことだと言われました。

実際、園芸店に入った時、目がいくのは綺麗にしているのか?汚れていないのか?などよくみてしまいます。笑

わざわざこんなめんどくさいことしてるの?なんて言われたこともありますが、めんどくさいと思ったことは一度もありません。

これからもきちんとした植物をお客様に受け取っていただけるよう両筑のスタッフはハサミとタワシと紐を片手に頑張ってまいります!