剪定ワークショップ@豪花舎annex

12月3日は、関東で初の剪定ワークショップでした。講師はセイラ、アシスタントはミクの2名で開催しました。

午前は3名,午後は4名でした。最初にグレヴィレア ブロンズランバーを剪定です。

バシバシ剪定する人もいれば、じっくりと考えながら剪定する人もいて、その違いがなんだか面白く感じてしまいました。

そして、グレヴィレアの剪定が終わると各自持ってこられた植物の剪定です。

それぞれ違うものを持ってこられたので、今の時期にできる剪定を教えつつつ、春の場合の剪定もお伝えしました。皆さん本当に剪定に困っている植物を持ってこられたので、

参加者の方から、購入してしばらくすると、最初の頃と形が変わってきて、両筑さんのと違ってきてしまう、形を維持するのが難しいというお話がありました。

私たちとしては、形が変わっても良いと思います。ただ、剪定をしなければ形が変わるだけではなく、いろんなデメリットがあります。花芽がつかないことや、枝が伸びすぎて風にあおられやすくなったり、強風で倒れやすくなったり。沢山あります。

植物にとっての剪定は、人間の散髪に近いと思います。

髪の毛を伸ばし続ければ、シャンプーが大変になるし、タオルドライやドライヤーをかけるのもより大変になる。夏場は暑くて頭の中が蒸し蒸ししてくる。いろんなデメリットがあります。

そして、髪型は人それぞれ似合う似合わないがあると思います。そして、髪の毛を自分に似合う長さやスタイルに切ってもらいます。植物の剪定も同じなんです。

それぞれの植物の個性や特性を生かして剪定してあげれば、植物は生き生きしますし、環境がよくなり花芽をつけたりどんどん芽をだしてきます。

ただ、髪の毛のカットと同じように剪定にも、切る人の技術が影響します。そしてその技術は1日で身につくものではなく、何回も実際にやることで、掴んでいくものだと思います。

お客様が購入後に、植物を両筑植物センターが出荷した時と同じような形で維持できなくてもいいんです。植物の特性を掴んで、剪定をするという習慣を身につけてもらえたら、各自の個性と技術ができて、植物の剪定も楽しくなるんじゃないかと思っています。

その手助けを、両筑植物センターがしていこうと思っています。私たちはお客様に植物を購入してもらったら終わりではなく、その後もお客様とずっと繋がっていきたいと思っています。

長くなりましたが、今回のワークショップを通じていろんなお客様に出会えて、本当に楽しかったし、春に向けての植物作りも頑張らないと!と気合を入れました。

ワークショップは来年また開催しますので、今回参加できなかった方、参加したけど復習したい方、などなどお待ちしています!

最後になりますが、今回のワークショップを開催させてくれた豪花舎annexの宮崎さん、ありがとうございました!早速ですが、来年の計画も順次相談させて頂きます!