生産者がオススメできる本〜オーストラリア編

こんにちは、ミクです。

ブログの更新が途切れがちで申し訳ありません、、、。できれば週1回は頑張りたいところです(がんばります!)

いきなりですが、今回はオススメの本について。

先日、お客様から「オーストラリア植物でオススメの本ありますか?」と聞かれました。オススメの本、、、実は、日本にはオーストラリア植物専門の本がないので、日本語の本ですすめられるものがなかったのですが、オーストラリアの本では実際に仕事に使っているものが数冊あるので、それを紹介しました。

今後何かの参考になればと思うので、こちらでも紹介させていただきます!

まずはオーストラリア植物について広範囲にカバーしている本。

The australian native plants book

オーストラリアの植物を幅広くいカバーしています。画像もたくさんあるので、最初に読む本として、のちのちの参考事典とするにはちょうど良いボリュームです。グラウンドカバー、ロックガーデン向き、水辺向き、低木、高木と分類されていますが、索引は学名でできているので、banksiaでみてみると調べやすいです。

私はイギリスのAmazonで購入しました。今でも再販をされているので、割と購入しやすい本です。海外の本はすぐに廃盤になることが多いので、、、。

次は専門書です。

Banksias

バンクシア を詳しく知るには、この本があれば十分かもしれません。バンクシア という名前をつけられた経緯から各品種についての説明、管理方法や繁殖方法まで幅広くカバーしています。オーストラリアの植物学者と西オーストラリアでバンクシア の生産をしている人が共同で書いた本なので、きちんとした情報に基づいていて頼りになります。こちらもネットで調べると販売されていますが、版を重ねているのかどうか不明なので、中古でも見つけたら購入がいいと思います。

The Grevillea books

 全3巻のグレヴィレア 専門書です。両筑植物センターには2巻だけあります。社長が以前オーストラリアに行った時に買ったようです。1と3はないんですよね、、、。

この本は、オーストラリアでグレヴィレア 生産をしている人からもオススメさてています。これが一番グレヴィレア の品種をカバーしているそうです。私は1、3巻を探しているのですが、現在は中古しか出回っておらず、なかなか見つからない&見つかってもものすごく高い!でもこの1冊でグレヴィレアについて調べるにはベストと言われているので、こちらも見つけたら即買いです(お値段と相談にはなりますが、、、)。

簡単ですが、今日は3点紹介しました。本当は日本語で読めるものがあると良いのですが、ないのでオーストラリアの本を紹介するしかないのですが、画像が割とたくさんあるのと、あとは学名がわかれば(属名:grevillea など)なんとか索引で辿って見られるのではないかと思います。

ネット上で色々と情報がありますが、私の場合は日本語で書いてあるものは一切見ないで、見るとしてもオーストラリアのボタニックガーデンのサイトやプランツソサエティやナーセリーのサイトを参考にしています。

英語オンリーで読むのになかなか時間がかかりますが、信頼できるソースを得るには、本場のサイトが一番だと思います。

オーストラリア植物に限らず、これからも定期的に本の紹介をできたらと思います!