こんにちは!マネージャーのミクです。
前回、よく使っている植物図鑑について書きましたが、今回は繁殖の本について。
現場で植物を繁殖してもらう際に、「この方法でいいのかな?」「時期はこれでいいのかな?」という時、本で調べてからスタッフに伝えたり一緒に確認をしています。その時に参照している本3冊です。
3冊とも、日本でも入手できるかもしれませんし、amazonの海外サイトで購入できるかもしれないです。海外の本なので、絶対的に日本の気候や環境にあうかどうか難しいところですが、日本での気候や環境を考えつつ、本を参考にしています。
まず最初は、こちらです。
「The Royal Horticultural Society Plants Propagation」
イギリスで研修をスタートした時、繁殖についてちょっと読める本がないかなと思い、本屋さんで購入しました。中は種まきから接ぎ木まで、絵でわかりやすく解説されています。
文章での説明はありますが、絵が各手順をわかりやすくしているので、理解しやすいです。
研修当初、英語力が不十分だったのですが、実技をみてこの本を読んで確認をして、英語を覚えつつ繁殖方法も勉強して、、、とどちらにも活用しました。最初の頃は、英語が全然頭に入らなかったな、、、と思い出深い本でもあります。
「The Royal Horticultural Society Propagation Plants」
こちらは繁殖専門の部署で研修をした時に、スタッフに教えてもらって購入しました。先ほどの本よりも内容が細かくて濃いです。
樹木、一年草、宿根草、サボテン、多肉、球根、野菜などの繁殖方法が掲載されてます。そして、植物ごとの繁殖方法が細かく書かれてます。たとえば、カエデなら挿し木、接木、タネ、取り木の時期や方法が書かれていて、いつやればいいか、どんな繁殖方法があるかを調べるにはぴったりです。
あと、やり方の説明でも写真でわかりやすく説明があるので、英語があまりわからなくても写真をみて理解できるところもあります。
「Let’s Propagate! Angus Stewart」
こちらはオーストラリアの植物で繁殖時期を参考にしたくて購入しました。
いろんなキーワードで検索してこの本を見つけたのですが、作者の方はオーストラリアで園芸家として有名な方なようです(全然知りませんでした)。
この本は文章多め、写真少なめですが巻末に各植物と繁殖方法、時期を簡単なチャートにしてます。繁殖時期や方法が、なんとなくこれでやってるけど、いいのかなと思う時に、参考にしてます。
自分で植物の繁殖をする人は少ないと思いますが、植物がどんなふうに増やされていくのか、知ってみると面白いです。
そして生産者がどんなふうに植物を増やしているのかも、興味を持ってもらえるとうれしいです!